組織強化運動も2,177人の理容組合員が減少

 9か月間の組織強化運動で、新規加入組合員は182人だった。加入者は再加入も合わせると249人。しかし、この間の組合脱退者は2,426人で、差し引き2,177人の減少だった。脱退者のうち転廃業による脱退は924人で、残りの1,502人は事業を継続している。

 脱退者は60歳以上の高齢者が多く、転廃業は924人中823人、事業継続は1,502人中1,175人だった。なお、平成24年12月末現在の組合員数は6万3,681人。

 組合員の減少を止めるには、若手理容店経営者の加入促進とともに、高齢組合員への脱退防止策が鍵になりそうだ。