滝川奨学金制度が創設され、震災で理・美容師への夢を諦めなければならなくなった学生を手助けする。2012年6月28日業界記者らを集めて発表したもので、理美容学校卒業に必要な約200万円を支給する。返金は不要。
この奨学金制度は、「東日本大震災により被災し、経済的基盤を失うなどの事由により理美容師を目指すことが困難になった学生に、夢をあきらめることなく、将来に希望をもった理美容師が一人でも多く誕生することを期待し支援したい。」という滝川晃一滝川株式会社会長の思いから誕生した。
対象者は、被災地3県(岩手県・宮城県・福島県)在住の理美容師を目指す高校生で、震災により経済的基盤を失い修学が困難な者。
具体的な支援の内容は、2013、2014、2015年度入学から卒業までの2年間の学費。返金不要。入学金及び授業料として、一人当たり2年間で200万円を限度にしている。
また、受給学生は滝川が行う「合宿型無料サマースクール」に参加できる。 これは、在学中の夏休み期間を利用し、講師は現役理美容師を招いて行われるセミナー。 宿泊費・交通費は滝川が負担する。